2010年06月07日
憧れのローランギャロス⑤

2日目の観戦を終えてホテルに戻った後、不安はどんどん大きくなってきました。

それは明日、フェレールがどこのコートで試合をするか・・・

まだ1回戦を終えていないシード選手の顔ぶれを見てみると・・・
フェレール、モナコ、コールシュライバー、メルツァー、クエリー、フェレーロ、ナダル、ベルダスコ、ヒューイット、ロディックなどなど・・・
私の予想としては、センターコートにナダルとロディックは確実と思われました。そしてランランにベルダスコ、フェレーロあたり・・・問題はフェレール。
今大会第9シードのフェレール。
対戦相手もWカードとは言えフランスの選手。
これはもしかしたら、№1コートかも・・・
フェレールよりシード下の第10シードのチリッチだって、相手がフランス人じゃなかったのにランランでやっていた・・・
そしてもし№1コートだったら、専用チケットがなければ見られない。。。

もう私の中ではその可能性が90%ぐらいに膨らんでいました。

今までそんなにシードも高くなかったので、コートのことなどあまり気にしていなかったのですが。。。
仕方ない、初日に練習姿を見られたんだからいいじゃない。。。
時にはこんなこともあるさ。。。
もう半ば諦めていました・・・が、蓋を開けてみると・・・
結局センターコートでロディック、ヒューイット、ランランでベルダスコ、ナダル、№1コートでフェレーロ、マチューという予定でした。
フェレールは№2コート。
やった~!!フェレールの試合、見られる~~~!!



本来なら何故第9シードのフェレールが大きいコートで出来ないの!!と怒っているところですが、この日ばかりはただただ嬉しいだけ・・・現金なファンでごめんなさい。

コート問題が解決して、とりあえずホッと一安心。
しかしこの後、またまた私を不安にする出来事が・・・
それはお天気。
何気なく携帯で明日のパリのお天気を見て見たら・・・
がが~ん!!

傘マーク一つ・・・・

そ、そんな~!!今日まで雨が降りそうな気配は微塵もなかったのに、明日はほんとに雨が降るの~???
せっかくフェレールの試合も見られそうなのに・・・
しかしこればっかりは自然現象。どうにもなるものでもありません。
その夜はお天気が気になって、なかなか寝付けず。。。
何度もベットから抜け出して、窓から夜空を見上げていました。
神様、どうか雨を降らせないで。。。


「遠いフランスまで来てフェレールの試合が雨で見られなくてたまるか~!」この私のつよ~い思いに雨雲も恐れをなしたのか、翌日は前日ほどの晴天ではないものの、曇りながらも青空もちらほら・・・良かった~~~!!

とは言うもののフェレールの試合は第4試合だから油断は禁物!
どうかフェレールの試合まではお天気が持ちますように・・・

会場に着き、とりあえずチケットのあるセンターコートに向かいました。
第1試合は女子の試合。
男子の試合のことばっかり気にしていたので、女子では誰が試合をするのか全く把握していませんでした・・・
試合予定をよく見ると・・・
「エ、エナンだ~~~!!」その場でやっと気がつきました。

女子の中では、エナンは結構好きな選手。
一度見て見たかったので嬉しかったです。



第2試合はロディック対ニーミネン。





ロディック、少し苦戦している様子・・・

しかしロディックの試合を最後まで見ている訳にもいきません。
ゲームの合間に他コートのスコアが表示される時があって、そこで№2コートの進行具合を常にチェック!
フェレールの試合の前の前のクエリーの試合が終わった頃を見計らって№2コートへ向かいました。



今から行けば充分会場に入れるかな?
しかしこの考えは甘かった。。。
クエリーの試合は終わっていたようですが、次の試合、つまりフェレールの試合の前の試合がウィリアムズ姉妹のダブルスだったので、もうすでに会場は観客で一杯のようでした。
仕方なく並び列の最後尾に付きましたが、結局ここからウィリアムズ姉妹の試合が終わるまで、1時間ちょっとは並ぶことになりました。
自由席での観戦というのも大変です。

それでもこの時点で雨の降る心配はなさそうなのでホッとしました。
結局今回どうなるか分からなかった「賭け」、コートとお天気が2つともいい方に転がりました。

ウィリアムズ姉妹の試合が終わるとかなりお客さんの入れ替えがありました。
そんなにいい席は確保出来ない覚悟で入ったのですが、意外と前の方が空いている・・・

がんばって選手のベンチに近いところに席を確保することが出来ました。かなり近いです。
が、しかし・・・必ずしもフェレールが私の座っている側のベンチに座るとは限りません。
どうしよう?どちらにでも近い真ん中の席に移動した方がいいかな?
それでも後から後からお客さんが入ってくるので、迷っている余裕もありません。
選手ってどうやってベンチの位置を決めてるんだろう?
フェレールってどちらかというと審判台の左側の方が多かったかな?
いろんな考えが頭をかすめましたが、もう一か八か覚悟を決め、最初の席に留まる事にしました。
最後の「賭け」です。

そして相手選手より先にコートに入場して来たフェレール。
ドキドキ、ドキドキ・・・

「どうか、どうか、こっちのベンチに座って~!お願~い!!」
祈るように見つめていたフェレールは向こう側のベンチを通り過ぎました。。。
やった~~~!!!




フェレールの対戦相手はフランスのDAVID GUEZ。
奇しくもDAVIDと対決となりました。
そしてこの試合は当然のことながらスペインのDAVIDのストレート勝利!!

勝ち試合を見られたのは嬉しかったけど、出来ればもうちょっと長く見ていたかった・・・って言うのは贅沢かな。。。?

何はともあれフェレールの息遣いも聞こえるぐらいの距離にいられて、ただただ幸せな時間でした。

















フェレールの試合が終わり、しばし幸せの余韻に浸りボーっとしていた私ですが、まだ少し時間があったのでセンターコートの最後の試合、ヒューイット対シャルディ戦を見に行きました。


1セット見終わったきりのいいところで、時間も遅くなってきたので途中で出て来ましたが、結局ローランギャロスでの観戦はこれが最後となりました。

さようなら、ローランギャロス!楽しかった思い出をありがとう!!

そしてこの後私たちがホテルに着いたら、雷の音が・・・

ちょうどいいタイミングで雨にも遭わずに済みました。
ちょっぴり暑さはこたえましたが、殆ど全てがいい方向に転がってくれて、とってもラッキーな観戦でした。
クレーでのフェレールの勝ち試合も見られたし、これ以上もう思い残すことはありません。もう何も・・・
・・・と言いながら、人間とは欲深いものです。。。
ダビ~~~、ダビはどこだ~~???



終